室内での熱中症に気をつけましょう
皆さん、こんにちは!
6月も中頃になり、暑くなる日が増えてきましたね🌞
毎年、夏に気をつけたいのが熱中症ですが、気温が高く日差しの強い屋外にいるときだけでなく、家の中にいても熱中症は起こります。今回は、室内の熱中症対策についてご紹介します。
家の中ではどのような注意点があるの?!
外の気温が高く、太陽が一番高くなる13時前後の室内や、日差しが強く入ってくる部屋、風通しが悪い部屋などは熱中症になりやすい環境です。お風呂場や洗面所、キッチンなども、熱や湿気がこもりやすく、このような場所で長時間過ごす場合にも注意が必要です。
また温かい空気は上の方にたまるため、家の上層階は熱くなりやすい傾向があります。そのため、戸建ての2階や熱が冷めにくい鉄筋コンクリート造りのマンションなどは注意が必要です。
室内での熱中症の予防方法
熱中症予防で大切なのは室温管理、風通し、水分補給の3つです。
◯クーラーや扇風機を利用する
室温が28度以上になると熱中症になりやすくなります。我慢せずにクーラーや扇風機をつけることは命を守ることになります。就寝中も暑いようならば、設定温度を26~28度程度の高めに設定してつけっぱなしにしたり、タイマーを利用したりして寝るのもよいでしょう。ただし、設定温度を下げすぎるとクーラー病になることもあるので注意しましょう。
◯窓から入ってくる日差しを遮る
すだれや植物などを利用して強い日差しを遮るのもよいでしょう。また太陽の熱を遮る特殊加工された窓ガラスや窓ガラスに貼るシートなども販売されています。
◯室内の風通しを良くする
窓を開けて風通しを良くしたり、クーラーの送風機能や扇風機などを利用したりして、風通しをよくしましょう。
◯こまめな水分補給
のどが渇いたと感じたときには、すでに水分が不足している状態のため、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を行いましょう。また高齢者は、のどの渇きを感じにくくなっていたり、トイレの回数を木にして水分補給を控えてしまったりすることがあるため、意識的に水分を摂取するようにしましょう。
◯入浴前後の水分補給を心がけましょう
入浴すると大量の汗をかき、水分が失われます。入浴前後にはしっかりと水分補給をしておきましょう。
◯就寝前の水分補給を心がける
睡眠中も汗をかくため、就寝中で気づかないうちに熱中症になることもあります。就寝前に水分補給をしましょう。
◯食事をしっかりとる
飲み水だけではなく、食事からも水分補給をしているため、食事をしっかりとることも心がけましょう。
※大量に汗をかいたときの水分補給には、ナトリウム(食塩)を100mlあたり40~80mg含んでいる飲料が最適です。コーヒーやアルコール、お茶などには、利尿作用があるため水分補給には適しません。
◯日ごろから運動をして汗をかくようにしておく
運動不足により汗をかくことが少ない生活をしていると、急に暑い環境になったときにうまく汗をかけず、体温調節ができなくなってしまいます。毎日30分程度を目安に運動して、汗をかくようにしましょう。真夏になる前から、暑さになれる準備をすることが大切です。
(参考資料:健康管理検定)