●●在宅医療(訪問診療・往診)●●
いわゆる『在宅医療』には、ねたきり患者さんを定期的に往診する『訪問診療』と、急病になったが事情により診療所に行けないときに頼む狭義の『往診(以下往診)』とがあります。
こう考えるとよく分かります。つまり、在宅を病室とみなす考え方です。
医師の回診が往診であり、看護婦の訪室が訪問看護で、家政婦さんがホームヘルパーということになります。
かかりつけ医機能に往診は欠かせません。その条件をあげてみました。
1.診察時間に訪問診療の時間をとっておく。
2.訪問看護師、ホームヘルパーと連携する。
往診は在宅ケアの一部である。しかしもっとも重要である。
3.往診をささえる緊急入院先を確保しておく。
4.往診時は診療所医師が不在となります。こんな時携帯電話への転送機能が役に立ちます。
5.やはり患者さんとの信頼関係がないとダメです。
不必要な往診はかえって医師を忙しくしてしまいます。
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