禁煙外来のご案内(チャンピックス処方対応)
「タバコをやめたいけれど、なかなかやめられない…」
それは意志の弱さが原因ではなく、「ニコチン依存症」という治療が必要な病気かもしれません。
当院では、地域の皆様の健康づくりをサポートする「かかりつけ医」として、健康保険が適用される禁煙外来を行っております。長らく供給が停止されていた**「飲む」禁煙治療薬(チャンピックス)の処方**も再開いたしました。医師と二人三脚で、無理なく確実な禁煙を目指しませんか?
💊 飲む禁煙治療薬「チャンピックス」とは?
チャンピックス(一般名:バレニクリン)は、ニコチンを含まない内服薬です。脳内のニコチン受容体に働きかけることで、主に2つの優れた効果を発揮し、禁煙を強力にサポートします。
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タバコをおいしく感じなくなる: 万が一吸ってしまっても、脳が「快感」を得にくくなるようブロックします。
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イライラを抑える: 禁煙中のつらい離脱症状(タバコを吸いたい強い欲求、イライラ、集中力低下など)を和らげます。
⚠️ 服用時のご注意
めまいや眠気などの副作用が現れることがあるため、チャンピックス服用中は自動車の運転や危険を伴う機械の操作はお控えいただいております。
📋 健康保険適用の条件
以下の条件をすべて満たす方は、健康保険を使って禁煙治療を受けることができます。
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ニコチン依存症の判定テスト(TDS)で5点以上であること
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(※35歳以上の方のみ)「1日の喫煙本数 × 喫煙年数(ブリンクマン指数)」が200以上であること
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すぐに禁煙を始めたいと思っていること
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禁煙治療を受けることに文書で同意していること
※過去に健康保険で禁煙治療を受けたことがある場合、前回の初回診察日から「1年」が経過している必要があります。
📅 治療の流れ(スケジュール)
標準的な禁煙治療は、**「12週間(約3ヶ月)で合計5回」**の通院プログラムです。毎回、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測定し、禁煙の状況を確認しながらアドバイスを行います。
| 診察回数 | 時期 | 主な内容 |
| 第1回 | 初回 | 診察、呼気一酸化炭素濃度の測定、治療計画の作成、お薬の処方 |
| 第2回 | 2週間後 | 禁煙状況の確認、呼気一酸化炭素濃度の測定、お薬の処方 |
| 第3回 | 4週間後 | 禁煙状況の確認、離脱症状へのアドバイス、お薬の処方 |
| 第4回 | 8週間後 | 禁煙継続のためのアドバイス、お薬の処方 |
| 第5回 | 12週間後 | 最終確認、今後の再喫煙防止に向けたアドバイス |
👨⚕️ 医師からのメッセージ
禁煙は、ご自身の健康寿命を延ばし、心筋梗塞や脳卒中、がんのリスクを下げるだけでなく、ご家族など大切な方を副流煙から守ることにもつながります。
「過去に失敗してしまった」「パッチではうまくいかなかった」という方も、新しい治療の選択肢としてチャンピックスを使った再チャレンジをおすすめします。一人で悩まず、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
