心身の調子を整えて様々な秋を楽しみましょう
今年は9月22日が「秋分の日」でしたね。秋分の日は真東から登った太陽が真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じになります。北半球では、秋分の日を境に、次第に昼が短く、夜が長くなります。秋分の日を挟んだ前後7日間が「秋の彼岸」です。今日はその最終日、「彼岸明け」です🍁
「暑さも寒さも彼岸まで」と言われ、秋分の日を境に日に日に寒さが増してくると言われています。
近年は彼岸を迎えてもまだ暑い日が続いていますね🌞 昨日気象庁より、向こう3ヶ月(10月~12月)の天候の見通しが発表されましたが、10月は暖かい空気に覆われやすいため平均気温が平年よりも高くなると言われています。とはいえ、朝晩は秋の気配で気温もだいぶ下がってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですので、健康に注意していきましょう。
心身の調子を整えましょう
「秋の彼岸」の頃から太陽が出ている時間が徐々に少なくなってきて、気温が下がってきます。朝晩の気温差が激しくなる日や低気圧の日も多くなり、自律神経のバランスが崩しやすい時期になります😔💧
その上、"夏バテ"を引きずってしまっている人、特に胃腸の調子が悪い人は栄養の吸収率が落ち、全身の疲労感・倦怠感・気分の落ち込みなどを感じるようになります。また空気も乾燥してくるので喉が枯れて痛くなったり、便秘になる人も増えてきます😟
秋は「燥」の季節と言われています。この時期に一番影響を受けやすいのが「肺」です。「肺」は鼻や喉、気管支などと繋がっているため、主に呼吸器系の不調が起こりやすくなります。また大腸や皮膚なども「燥邪」の影響を受けやすいため、便秘や皮膚の乾燥にも注意が必要です。
✨️秋の過ごし方のポイント✨️
🟠 乾燥を防ぎましょう
乾燥が気になるときは、マスクをしたり、加湿器を利用したりするなど、適度な湿度を保ちましょう。喉に負担がかからないよう、鼻呼吸を意識することも大切です。また、口の渇きや喉の乾燥、便秘が気になるときは、白湯や温かいお茶などで水分をこまめに摂りましょう。
🟠 体を潤す食材や旬の食材を摂り入れましょう
1. 体を潤してくれる食材
梨、ごま、れんこん、白きくらげ、松の実、ゆり根など
2. 旬の色の濃い野菜
さつまいも、かぼちゃ、にんじん、しいたけなど 旬の野菜はビタミン・ミネラルが豊富に含みます。
3. 動物性・植物性タンパク質も交互にバランスよく摂りましょう
秋は、さんま・いわし・さば・鮭などが旬を迎えます。積極的に摂取しましょう。
🟠 冷えに注意しましょう
薄着で体の熱や水分を逃さないように、朝晩の冷え込みが激しいときはカーディガンを1枚羽織る、タートルネックやスカーフなどで首元を温めるなどの工夫をしましょう。また冷たい飲食物を控えたり、食材には火を通したりするなど、体を内側からも冷やさないことが大切です。
秋は過ごしやすい季節です🍁 体調を崩さないように心も身体も健やかに整えて日々元気に過ごしていきましょう😄
参考:健康管理検定「https://kentei.healthcare/column/1509/」 「https://kentei.healthcare/column/1609/」