当クリニックは24時間対応の「機能強化型在宅療養支援診療所」として活動しています。
いわゆる『在宅医療』には、ねたきり患者さんを定期的に往診する『訪問診療』と、急病になったが事情により診療所に行けないときに頼む狭義の『往診(以下往診)』とがあります。
こう考えるとよく分かります。つまり、在宅を病室とみなす考え方です。
医師の回診が往診であり、看護婦の訪室が訪問看護で、家政婦さんがホームヘルパーということになります。
かかりつけ医機能に往診は欠かせません。その条件をあげてみました。
1.診察時間に訪問診療の時間をとっておく。(毎日、午後1時〜午後4時)
2.訪問看護師、ホームヘルパー、介護支援専門員(ケアマネ)、訪問リハビリ、薬剤師と連携する。
3.往診をささえる緊急入院先を確保しておく。
4.緊急時には24時間連絡がとれる体制が必要です。(診療時間外の連絡先:050-5318-5624)
5.やはり患者さんとの信頼関係がないとダメです。
不必要な往診はかえって医師を忙しくしてしまいます。